今年74歳になった桂文枝は上方落語会の重鎮だが、古典落語ではなく新作、創作落語のみで勝負してきたことでも知られている。また、ピン芸人No.1を決める「R-1ぐらんぷり」審査員をつとめるなど、「笑い」への探究心が尽きない。古典ではなく新作落語にこだわる理由、R-1ぐらんぷり2017覇者、お盆で股間を隠す芸で知られるアキラ100%のネタを芸としてどう評価しているのか、ノンフィクションライター・中村計氏が聞いた。
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創作落語の道に踏み出したきっかけは、早くからテレビやラジオの司会者として活躍し、不特定多数の視聴者の厳しい目線にさらされてきたからだ。
「司会者としてのしゃべり方と、古典落語のしゃべり方に、ずれが出てきたというかね。途中から、古典落語では表現できないものがあるなっていう感じがしてきたんですよね。世間はもっと、いろんなところで笑いに満ちている。それを放っておく手はないと思ったんです」
1983年に文化庁芸術祭大賞を受賞した代表作『ゴルフ夜明け前』では、坂本龍馬と近藤勇が一緒にゴルフをするという奇想天外な発想で落語界に衝撃を与えた。また、父が子の宿題を手伝う『宿題』、老夫婦の遠慮ないやりとりを演じる『妻の旅行』などでは、日常の中にある何気ないワンシーンを切り取り、誰もが共感できる笑いを生んだ。いずれも他の噺家たちも演じていて、将来、「古典」になるに違いない。
落語の演目には、じっくり聴かせる「人情話」と、爆笑を誘う「滑稽話」があるが、上方では断然、後者の方が好まれる。
「昭和の一時期、漫才人気で、落語の火が消えかけたことがある。大阪人は実利的なところがあって、漫才は、やっぱりおもろいから中心になった。商人の町ですから『お金をはろた分だけ笑わしてや』みたいな雰囲気がある。それに負けんようにやらないと、大阪では生き残れない。お客様としては、東京のほうが洗練されていて、いいお客さんだと思いますよ。大きな笑いになりやすい。でも、そのお客様が、次来ていただけるかいうたら、それはわからない。でも大阪は、おもろかったらまた来たろみたいになる」
ベテラン噺家たちの中には、テレビに出ている人間を蔑む傾向があるが、文枝はR-1だけでなく、盛んにテレビに出ることが大事だと若手をけしかける。
日本で落語家は約800人に上ると言われる。そのうち、上方は250人ほど。江戸の寄席は落語が中心で漫才は「色物」と脇役扱いされるが、関西では逆。落語家が生きていくためには、テレビに出て、顔を売らなければならないのだ。
──これだけテレビに出ろ出ろという年配の噺家はそうはいません。
「東京は大阪と違って寄席がたくさんあるので、ファンの絶対数が違う。テレビに出ていなくても、券がすぐに売り切れる人気者がいる。そういうのんを、大阪からも出したい」
ただ……、と続けた。
「テレビが裸っていうものをよしとして、ああいう芸を見せていくとなったときに、落語がどうすれば勝てるかっていう、明確な答えを持ってませんねぇ」
8/16(水) 7:00配信 ポストセブン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170816-00000006-pseven-ent
>>1
ツキノヤエンキョウとカツラサンシは改名しない方が良かった
>>1
そもそもこいつの落語って少し見るだけで*つまらなそうなんだけど
>>1
こいつがお笑いに対して真面目に話すことがお笑いだなw
今年のR-1ぐらんぷりは、お盆で股間を隠す芸を売りとするアキラ100%が優勝。この結果は、芸とは何かという命題を、改めて芸人たちに突きつけた。
──アキラ100%がネタを披露している間、審査員席で、ずっと苦虫をかみつぶしたような顔をしていたのが印象的でした。
「僕はもう審査員としてね、どう評価していいのか……。日常性とか普遍性とかを大事にしてきて、しゃべることで笑いをとってきましたから、どういうネタを、どういうセンスでっていうのやったら評価の仕方がありますけど……。やっぱり、あの裸をやられると、難しいですねぇ」
呆然としたような表情で、首をゆっくりと傾ける。
「でも、振り子現象で、行くとこまで行ったら、今度はシンプルに話で笑わす時代が来ると思いますよ。そのときまでに、R-1で通用するようなネタを、磨いておいて欲しい」
──笑いのためならここまでなら越えていい、笑いのためでもここは越えてはならないという「笑いの境界線」は、文枝師匠はどこに設定されているのですか。
「一応ね、テレビの『新婚さんいらっしゃい!』なんかのときは、向こうの下ネタに乗っていかないといけないときもある。でも、落語では、下ネタとか、人の悪口を言うとか、ちょっと汚い話はやらないようにしてます。やっぱり、落語が持ってる笑いの質を維持していきたいなあというふうに思ってます」
品のよさ。実際に会って、文枝の佇まいからまず感じたのは、それだった。
漫才も落語も、笑わせるために、どんどん表現が過激になっていく傾向がある。しかし、人の不幸をネタにした話や下品なギャグに思わず笑ってしまい、観ている者が、罪悪感を覚えてしまうときがある。それは「笑い」ではあっても「芸」ではない気がする。そこへいくと、文枝の高座は、徹頭徹尾、芸だ。
「たとえば、この前、女性の代議士さんが秘書に対して悪態をついたというニュースがありました。そういうことをネタにすると、その場では笑いになっても、あんまりいい笑いにはならないと思うんですよね。もっと違う笑わせ方があるんちゃうかなあと思うんです。それより、ほっこりするといいますか、楽しく、気持ちよくなって欲しい」
●桂文枝/1943年、大阪府生まれ。関西大学在学中に桂小文枝(故・五代目桂文枝)に入門。深夜ラジオで若者の人気を得て、『新婚さんいらっしゃい!』などテレビ番組でお茶の間に定着。1981年、創作落語を発表するグループ・落語現在派を旗揚げ。2006年紫綬褒章、2007年菊池寛賞、2015年旭日小綬章。
写真
(出典 amd.c.yimg.jp)
>>2
上品な人がお弟子さんに手は出さなよな
不倫報道で全裸写真が流出したのに言えるクチかよ
>>3
本人が狙ったネタじゃねえから意味ない批判だわ
落語とか長い割に笑える箇所が少なくてつまらん
>>13
それが「テレビ脳」
>>35
落語なんてテレビに負けた古臭い芸
なんで毎回アキラ100%を引き合いに出すんだよw
明るく楽しい安村とか小島よしおとか裸芸人いっぱいいるじゃん
ここまで個人攻撃する必要あるのかい
>>16
穿いてるか穿いてないかの違いがあるだろ
>>16
そりゃR-1で優勝したからだろ
あれが日本一の笑いになったから落語家の価値観が揺さぶられてる
アキラ100%と言うよりとにかく明るい安村っぽい
(出典 i.imgur.com)
>>20 >>34
紫艶さん 愛人に「新婚さんいらっしゃい」って言ってた時のwwww
2LDKマンションwwww
桂三枝から毎月20万円も貰っていたんだって!
東京事務所へ行くと15万円に値下がりしたんだってwwww
愛人持ったっていいだろ
この話しとは関係ない
>>39
いいわけねーだろ
不貞野郎に発言権無し
ただひたすら叩かれるのみ
お盆芸なんて素人の宴会芸で全く面白くない
よしおや安村とは違う
>>63
よしおはただのファッションでネタは別物
安村はスベリだけど一応考えオチとか物ボケではあるから
まあ関東人って猿といっしょだからなw
関東ぐらいでしょ、アキラ100%みたいな裸芸がうけるのって?
バ関東ってホンマあほしかおらんなw
>>82
選んだのは関東人だけじゃないぞ
審査員だ
>>82
関西人って灰皿で頭ポコポコ叩くだけで大爆笑なんだろ
レベル低すぎw
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